勇気を与える存在
お世話になったペンションを出る際
オーナーさんは
「お父さんから、いつも勇気をもらっていた」
と言って下さいました。
アルツハイマーになり介助が必要無しでは
生活できなかった自分を
『情けない』と責めた時期もありました。
でも
父は居るだけで
そこに居てくれただけで
家族以外の誰かにも
勇気を与える存在だったのだと知り
報われた様な気持ちと同時に
オーナーご夫婦の優しい言葉の一つ一つが
心に染み渡り
涙が溢れてきました。
思い出の沢山詰まったペンションを後にして
向かった先は
去年のGWにも訪れた
水芭蕉の群生する場所。
父の写真を抱きながら
去年、歩いた場所を歩き
同じ場所で写真を撮って
父を感じながら
水芭蕉を堪能です。
そしてお次は
去年の夏に訪れた
飛騨の里へ。
ここは始めて
車椅子を利用して巡った
印象深い場所。
去年の夏に来た時は
兎に角、暑くて暑くて・・・・・・
しかも
坂道や舗装されていない場所が多く
車椅子で巡るには
チョット厳しくて
見ていない居場所が殆どだったので
今回は隅々まで見尽くしました。
介助の必要がある父との旅行は
何かと大変だった筈なのに
今、思い返すと
不思議と楽しい思い出しか残っていない。
あの時、無理をしてでも
旅行に行って良かったと心から感じます。
父が大好きだった山口百恵ちゃんの歌
【秋桜】の中に
《笑い話に時が変える・・・・・》
という歌詞があったのを思い出し
記憶の中にある
父の鼻歌を聞きながら
帰路に着きました。
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