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2008年4月24日 (木)

闘病記 27  愛情の深さ

父の声は掠れて小さくて
殆んどの言葉を聞き取れませんでしたが
それでも入院中は
沢山沢山会話をしたような気がします。 
 
 

面白い話題や
楽しい思い出話。
  

「今度、○○へ行こう!」 
とか
「もうすぐ、桜が咲くよ
 お花見に行こうね」
等の
今後のプランについても沢山話しました。 
  
 
それから
これまで言いたいと思っていた事も
沢山沢山、言えました。 
  
  
 
手を握りながら
沢山沢山お話して
時には
父の胸に顔を埋めて甘えたりして
辛い状況ではありましたが
私的には幸せな時間でもありました。
   
  
入院生活、何日目か忘れましたが
痰の吸引をしてもらう際
看護師さんに必ず
《ありがとう》という感謝の言葉を忘れない父に
「凄いね、自慢のお父さんだよ! 
 お父さんが私のお父さんで良かった~」

 
父の手を私の頬に当てながら
語り掛けていると
私の頭を自分の胸に抱き寄せ
掠れる声で

「よかった~」と安心したように
答えてくれました。 
  
 
その会話を傍で聞いていた母が
「よかったね! 嬉しいね!」と語り掛けると
小さく掠れる声で再び

「よかった~」と嬉しい返事。
 
  
   
  
末期の肝癌で寝たきりの状態になっても
優しい笑顔と大きな愛情で
私達家族を包み込んでくれた父。
  
 
家族を守ろうとする
愛情の深さと意志の強さを感じ
守られている事を
私と母は実感していました。
 


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コメント

お別れは、悲しいことではあるけれど、
よいお別れができて本当によかったですね。
お父様ご本人もよい旅立ちだったと思います。

一朝一夕では育むことができない絆ですね。

悲しくも、幸せな刻。
送る者も、送られる者も・・・そのときそのときを一生懸命生きたからこそ持つことができたのだと思います。

人間の運命はいかんともしがたい定めのようなものがあるのかもしれません。
現実に即してそのときそのときベストを尽くす。
人間として、尊い生き方だったと思います。

投稿: miki | 2008年4月25日 (金) 14時56分

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