闘病記 31 お別れの時・・・・・
3月11日(火曜日) 入院12日目
危篤状態のまま日付は変る。
0時を過ぎた辺りから
呼吸の回数が減ってきた。
【息を深く吸い込み、深く吐き出す・・・・・・】
深夜の静かな病室の中で
私達は響き渡る呼吸の回数を数えていました。
《2時頃》
更に回数が減り
弱くなる呼吸・・・・・・・
2時頃の時点で
10秒に1回のペースだった呼吸は
みるみる回数が減り
2時15分位の時点では20秒に1回になり
2時20分頃には
更に間隔を置いた呼吸になった。
一旦、自宅に戻った叔父夫婦(父の実弟)が
再び病院に駆け付けるまで
『もう少し・・・・・・
もう少しだけ頑張って・・・・』
と祈る気持ちで
父が息を吐き出した後の
次の呼吸を待っていました。
そして・・・・・・
《2時30分少し前》
叔父夫婦が到着し
病室に駆け込んできて・・・・・・・
『お父さん、みんな揃ったよ』
『みんな一緒だよ』
『お疲れ様・・・・・ありがとうね・・・・・』
『苦しかったね・・・・』
『頑張ったね・・・・・・』
家族其々が
父へ言葉を掛けると
みんなが揃ったのを確認し
安心したかのように
間隔の長い呼吸は無くなり
そして
眠るように・・・・・・・・・・・・・・
3月11日 (火曜日)
享年66歳
家族全員が見守る中で
父は息を引き取りました。
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