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2008年4月21日 (月)

闘病記 24  モルヒネ

3月6日 入院7日目 

時間を空けずに 
休み無しに続けられていた
痛み止めの点滴が
この日の昼からモルヒネになった。 
 
 
ベッドの直ぐ脇に
専用の機械が運ばれ
注射器に入ったモルヒネがセットされる。 
 

その様子を
私と母は、ただ黙って見ていました。 
 
 
吐血が続き
顔色も血の気が引いた白い色に変わり
口には呼吸器を付け
そして
24時間続けられる
点滴とモルヒネ・・・・・・・・・・
 
 
元気でご飯もオヤツも
毎回、毎食完食していた
10日前とは全く違う父の姿が
そこにはありました。 
    
  
ベッド眠る父を見ながら 
母と二人で
この一週間を振り返えり
記録にして書き出してみましたが
記憶が少し前後していて
慌しい状況の変化に 
気持ちと頭が付いて行っていないのが
よく分かりました。 
  
  
 
現実感はあるのに
まるで客観的にテレビの中の
出来事を見ているような・・・・・
  
かと言って
夢を見ているような
靄が掛かった感じはなく
確りと現実として受け止めてるという
なんとも説明できない不思議な感覚の中で
自分の力ではなんとも出来ない
運命や現実を痛い程感じました。
 
 
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コメント

最後の2段落の文章は、まさにそうだったのだろうと推察します。
的確に表現していらっしゃって・・・

激動の1週間でしたね。

家族にできることは、
現実に即して
そのときベストの選択あるのみですものね。

結果を知っているだけに・・・
お父様の苦しみの期間が短くてよかった。
悲しいことではあるけれど、そう思います。

投稿: miki | 2008年4月22日 (火) 11時07分

miki様へ

癌告知から、たったの12日で
亡くなってしまうなんて
あまりにも早すぎる・・・・・ 
 
そう思っていましたが
今となっては
苦しい時間が短くて
良かったのだと思えます。 
 
 
介護も看護も辛い事が多かったですけど
とても濃い時間を過ごし
いい経験になりました。 
 
この経験は
父からの贈り物ですよね。

投稿: 白ネコ | 2008年4月22日 (火) 22時36分

介護・看護のことを客観的にふりかえるには時間がかかります。

今は、ただただお父様を悼んでください。
それがなによりの供養ですから・・・

ママネコ・白ネコさんの、心の癒しへの道のりは七七忌を終えてからでしょう。

ひとりの人間の体験できることには限度があります。
この世にはこういう辛いことも存在する。
それを知っただけでも、これからの人生は変わるでしょう。
より豊かに、より深く、生きていく力になってくれるでしょう。

今は、ただただお父様を悼んでくださいね。

投稿: miki | 2008年4月23日 (水) 11時36分

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