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2008年4月29日 (火)

闘病記 31  お別れの時・・・・・

3月11日(火曜日) 入院12日目 
  
危篤状態のまま日付は変る。 
    
    
 
0時を過ぎた辺りから
呼吸の回数が減ってきた。 
     
 
【息を深く吸い込み、深く吐き出す・・・・・・】
     
深夜の静かな病室の中で
私達は響き渡る呼吸の回数を数えていました。 
 
    
 
《2時頃》
  
更に回数が減り
弱くなる呼吸・・・・・・・
   
 
2時頃の時点で
10秒に1回のペースだった呼吸は
みるみる回数が減り
2時15分位の時点では20秒に1回になり
2時20分頃には
更に間隔を置いた呼吸になった。
     
  
 
一旦、自宅に戻った叔父夫婦(父の実弟)が
再び病院に駆け付けるまで
『もう少し・・・・・・
 もう少しだけ頑張って・・・・』 
と祈る気持ちで
父が息を吐き出した後の
次の呼吸を待っていました。
  
 
そして・・・・・・
  
 
《2時30分少し前》 
  
叔父夫婦が到着し
病室に駆け込んできて・・・・・・・
   
『お父さん、みんな揃ったよ』
 
『みんな一緒だよ』
 
『お疲れ様・・・・・ありがとうね・・・・・』
 
『苦しかったね・・・・』

『頑張ったね・・・・・・』 
  
 
家族其々が
父へ言葉を掛けると
みんなが揃ったのを確認し
安心したかのように
間隔の長い呼吸は無くなり
そして
眠るように・・・・・・・・・・・・・・ 
    
  
3月11日 (火曜日)
   
享年66歳
  
家族全員が見守る中で
父は息を引き取りました。 
 
 
 
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コメント

本当によいお別れでした。
大切な家族に見守られてお父様も安心して旅立っていかれたことでしょう。

介護も、看護も、
本当によくやってくれてありがとう。
感謝しているよ。
良い家族に恵まれて幸せだったよ。
みんな仲良く元気に生きていってください。
お母さんをよろしくね。
(おばあちゃんのことも頼んだよ)

誰の人生にも終わりはある。
どういう終わりになるのかは神のみぞ知る。
生きている限り、しっかり生きることがすべてだよ。

お父様はそういうことを教えてくださったのではないでしょうか。

ママネコ様、白ネコ様、
心の空洞はとてつもなく大きいことだと思います。
癒してくれるのは、時間だけ。
どうぞ、ご自愛なさってください。
そして、新しい人生を前向きに切り開いていってくださいね。

おばあちゃんの介護もありますが、ご無理なさいませんように。

投稿: miki | 2008年4月29日 (火) 21時15分

生きている。

と、思います。
生きるというバトンを手渡されて
握っている人の手に、
生きていると思います。

母も、雀にえさをやりながら
あっという間に逝ってしまいました。
一月三十日のことでした。
あまりのことに、誰もその事を
受け止められませんでした。
私もそうでした。

でも、今頃になって
母の仕草や、
話し方のイントネーションや
歩き方の、靴の減り具合や
そういうものが
そっくりなのです。

私は認知症という病気ですが
子供の時に母がしてくれたことは
覚えています。

だから、皆様のお父様も
誰かの中に、きっと生きています。
     (代筆 木下)


投稿: にんじんクラブ あやちゃん | 2008年4月29日 (火) 22時08分

初めて書き込みします。

初めてこのブログを見つけたのはいつだったか。。。
確か去年の夏過ぎくらい、ベーグルを探してたどり着きました。
そして、若年性アルツハイマーという病気のなかで、お父さんと白ネコさんとママネコさんとどるちぇ君の大変ではあるけれど、楽しそうで幸せな日常に惹きつけられ、その日のうちに全ての日記を読ませて頂きました。
涙がいっぱい出ました。
大学生の自分が知らないだけでこのような病気の人がいること、そしてその優しさのあふれる生活。。。
その日からここをのぞくのが日課となりました。
のぞくだけでしたが。。。
病気の身内がいるわけではありませんが、このブログで人との接し方、優しさを教えてもらったように思います。
ありがとうございました。
お父様はわたしの憧れる素敵なかわいらしいお父さんです。

心境のほう計り知れますが、感謝の気持ちを伝えたく書き込みしました。
何と言っていいかわからないのですが。。。
きらきらとした素敵な日々のおすそ分け、ありがとうございました。

投稿: tom | 2008年4月29日 (火) 23時58分

白ネコさん。
闘病記「ありがとうございました」
お父様が旅立つその時まで・・・・。
それは、私が読み想像するこの出来ない、12日間だったのでしょうね。
ママネコさんを支え、お父様を励まし・・。

肝臓癌。
父は今、C型肝炎から肝臓癌へと移行しています。全く、自覚症状はありません。
今、田んぼ仕事に励んでいます。
それだけに、白ネコさんの闘病記は、私にとって、力強いものになりました。

父の「最期」を、私なりに力の限りみとどけたいと思います。

本当に「ありがとうございました」
そして「お疲れ様でした」

この闘病記は、私の力です。

投稿: サブリン | 2008年4月30日 (水) 00時04分

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