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2008年3月29日 (土)

闘病記 10  癌告知(3)

2月29日(金) 《12時過ぎ》
  
掛かり付けの病院の先生が
連絡を入れてくれた市民病院へ到着。 
    
    
 
時間外・救急診療の待合室で待つ間
隣のソファに座っていた初老の女性が
腰を押さえながら
「痛い、先生! 痛い!!」と叫んでいた。 
   
その女性の声を聞いていた父は

「痛い、痛いって・・・・ 
 かわいそうだな・・・・・」

と小さな声でポツリ一言。 
 
その口元は
相変わらず血だらけで
父の顔を見ているだけでも辛かった。
     
    
 
市民病院での
待ち時間は殆んど無く
直ぐに処置室に呼ばれ
【血液検査】が始まった。 
  
  
痛がって動いてしまう
父の腕と体を
母と二人で抑えての【採血】。
    
針が刺さる際、父は

「痛いっ!!
 母さん、痛い!!」 
と叫び
何度も母に助けを求めていました。 
   
 
その後
【CT】【レントゲン】【エコー】と検査が続き
私と母は結果が出るまで
待合室で待つように指示を受けました。 
  
  
 
《15時》 
私のカバンの中には
チョコレートカステラと
ビスケット菓子タイプの栄養補助食品。 
    
それは
掛かり付けの病院での診察が終わったら
父に食べてもらおうと思って持ってきた物。 
  
  
お昼ごはんを食べていなかった私達は
父に食べてもらう筈だったお菓子を
待合室でコッソリと
お昼ごはん代わりに食べました。 
  
 
正直、お腹は空いていなかったし
食欲は全く無かった。 
  
でも
『きっと、忙しくなる・・・・・
 食べて体力を維持しなくてはっ!』

という思いだけで 
殆んど本能的に食べていたと思う。 
   
  
 
《多分、16時頃》
 
名前が呼ばれ
看護師さんに誘導されながら
私と母は先生の待つ診察室へ入りました。 

  
  
  
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コメント

いよいよ1番つらい告知の場面になりますね。

白ネコさんのつらいお気持ちは読んでいる者全員承知しています。

ゆっくりゆっくりでいいですからね。
「最後の~」はしばらくはつきまといますものね。

このブログがお父様への供養になっていると私は理解していますよ。

投稿: miki | 2008年3月31日 (月) 20時47分

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